別れた元彼がこれ見よがしに自分を避けている…と感じると何とも気まずい気持ちになります。
しかし好きな人ほど恥ずかしくて避けてしまうという、いわゆる「好き避け」の可能性もあるかもしれません。
というより、元彼とよりを戻したいと思っている場合は好き避けであって欲しいと思いたくもなりますよね。
好き避けには好き避けの、復縁脈なしの避け方にはそれなりの特徴があります。
この記事では元彼があからさまに避ける理由、そして好き避けとの違いをまとめました。
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どうして避ける?元カノを避けてしまう男性心理とは
別れたとはいえ一度はお互い愛し合った特別な間柄、いきなり避けられてしまうのは寂しいですよね。
元彼もそういったあなたの気持ちは分からないわけでもなさそうなのに、どうしてあからさまに避けてしまうのでしょうか。
周りに茶化されるのが嫌だから
付き合っていたことを知っている人が周りにいると、別れて微妙になってしまった二人の距離感を面白がる人も出てきます。
「元カノちゃんと話さないの?(笑)」などと茶化されるのが嫌で元カノを避け、周りを面白がらせないようにしているのかもしれません。
これは元カノが嫌いで避けているというよりも、元カノのことも自分のことも守る意味合いがあります。
吹っ切りたいと思っている
元カノの姿がふと目に入ったり、元カノと話すことで元彼がツラい思いをしているのかもしれません。
実は元彼の方があなたに未練があり、その思いを振り切らないといけない!と思ってあなたを突き放していることもあり得ます。
まだ友達感覚に戻るには元彼の気持ちが着いていっておらず、もう少し距離のある関係を保ちたいと思っているのでしょう。
元カノに優しくできるほど器用じゃない
あなたが何かやらかしたというわけではなく、元彼の問題であからさまに避ける態度になってしまっている可能性もあります。
簡単にいうと、元彼の中で元カノに優しくできるだけのメンタルの余裕がないのです。
彼が振った立場なら「元カノに優しくなんて出来ない!」という態度しか取れず、振られた側なら「どうせ俺のこと好きでもないんだから話しかけないで」と拗ねているようなイメージ。
大人になって何事もなかったように振る舞うことができない、いわゆる素直な人なのかもしれませんね。
別れる時のことを思い出してツラくなるから
別れ間際はどんなに綺麗に終わっても思い出すのはツラいという人がほとんどでしょう。
泣いてしまったり、今まで我慢していた思いを打ち明けたり、思い出して笑えるほどまだ時間が経っていないのです。
今は元カノのことがツラい思い出になっているようですが、これは時間が経てば少しずつ解消されていきます。
他にいい雰囲気の女性に勘づかれないため
実は元彼には他に好きな人がいて、その人にあなたとの関係性がバレたくないと思っているのかもしれません。
別れたとしても、やっぱり一度付き合った相手とは他人も気づくような独特な雰囲気があります。
そういった雰囲気を今気になっている人に感じ取られたり、元カノにヤキモチを焼かれたくないと思っているのです。
すでに元彼の意識は他の女性の方に行ってしまった状態で、よりを戻したいと思っているのならかなり厳しい環境かもしれません。
元カノに「復縁できるかも?」と思われたくない
彼の中では元カノとの復縁は考えておらず、元カノにも期待をして欲しくないと思っている時もあからさまに避ける場合があります。
元彼があからさまに避けなければいけないくらい、元カノからの未練がひしひしと感じられている状態なのでしょう。
自分の行動が復縁したいオーラの出ているものになっていないか、自分自身の行動を振り返ることが必要です。
別れた後には避けるのが普通だと思っている
これは元彼の心理というよりもあなたに原因があるパターンです。
あなたにとっては「こんなあからさまに避けなくても…」と思うようでも、元彼にとっては特に変わったことはしていないつもりかもしれません。
少し前までは恋人同士として一緒にいたわけですから、元彼も他の友達より優しかったり愛情を感じられる振る舞いをしていたと思います。
しかし今は別れてしまったので、他の友達と同じくらいか、多少気まずい知人くらいの感覚で接することになりますよね。
もしかしたら、その差にあなたの感覚が慣れていないだけかもしれません。
元カノの気を引きたい
わざと元カノを避けたりそっけない態度を取ることで、元カノに「寂しい」「構って欲しい」と思わせたいと考えている可能性もあります。
小学生男子か!とツッコミたくなりますが、意地悪な態度を取ることで好きな人の気を引こうとするのは大人の男性でもよくやる手法です。
素直に自分の気持ちを表現できない不器用な人や、愛されたい願望の強い男性はこういった避け方をすることがあります。
未練があるからこそ避けてしまう
好き避けの最たるものですね。
本当は好きだからこそ緊張して避けるような態度を取ってしまうため、あなたに「露骨に避けられている」と感じさせてしまってるのです。
自分に自信がない人、元カノに嫌われていると思っているようだと、こういった好き避けをしてしまいやすい傾向があります。
あなたが態度を変えてみれば、一気に元彼の避け方も変わってくるかもしれません。
”好き避け”と”嫌い避け”の見分け方は元彼の態度で分かる
元彼の方に未練があってあなたを避けてしまっている「好き避け」と、復縁の脈がないパターンの「嫌い避け」には見分けるコツがあります。
それは元彼の態度をよく観察することです。
誤った判断の仕方をしてしまうと、元彼にその気がないのに「本当は私に未練があるんでしょ?」と痛い女になってしまうかもしれません。
そうならないためにも、それぞれの避け方の特徴と、避けられている元彼とよりを戻すために必要な対処方法を見ていきましょう。
好き避けの特徴
二人きりじゃない時は普通にしてくれる時もある
元カノに未練があるけど避けるタイプの男性の多くは恥ずかしがり屋です。
ですから一対一の時や本人が目の前にいると避けるような態度をとってしまいます。
しかしLINEで話をしている時や、誰か他の人が一緒にいる時はその緊張が解れるため、普通に接してくれることもあります。
SNSなら反応をしてくれる
インスタやTwitterなど、特にネットの世界ではキャラが変わるという人は少なくありません。
リアルでは物静かでもネットの世界ではよく喋るというように、SNS上では元カノと堂々と会話できるようになります。
あなたの投稿にいいねをしてくれたり、あなたのリプライにもすぐ返事をくれるなど、好き避けなら積極的な姿勢が見えるでしょう。
避けるくせにこちらを見てくる
あからさまに会話を避けたり同じ空間にいないようにしているのに、元彼の視線を感じる…という場合も好き避けです。
本音では元カノのことを想っているため、表面的にはそっけなくても無意識に元カノのことを目で追ってしまいます。
目が合っても避けられる、目は合うのに態度は冷たいままという裏腹な反応でも不安になる必要はないでしょう。
本気で困っている時は優しい
どんなに普段が冷たくても、あなたが本気で困っている時に手を差し伸べてくれるならそれが元彼の本心です。
今現在避けているのは元彼に避けるという選択肢しかないからであって、あなたが誰かに頼らないといけない状況になった時は助けてくれることでしょう。
そこまであなたが追い詰められる事態になってしまう方が大変ですが、軽い悩み相談などをしてみると元彼の本音が見えてくるかもしれません。
好き避けされている時の正しい対処法
元彼の避け方が好き避けに当てはまっていそうな場合は、まず無理に元彼と向き合おうとしないことが大切です。
今は気恥ずかしさやあなたへの緊張で元彼も真正面からあなたと向き合うことが難しいのでしょう。
そこに強引に歩み寄ると元彼を困らせてしまいますからあまり積極的にならず、コミュニケーションを取る時は直接じゃない形で行うのがベストです。
具体的には、
- 面と向かっての会話は最低限にする
- 話をしたい時はLINEやSNS上でする
- コミュニケーションは少しずつ増やしていって距離を縮める
といったように、まずはちょっと距離感を意識して緊張感を無くしてもらうのが最優先になります。
あまり放置しすぎてもせっかくの元彼の未練をムダにしてしまうので、よりを戻したいのならある程度の距離を保って交流を持つのが良いでしょう。
嫌い避けの特徴
LINEやSNSをブロックする
嫌い避けの場合は元カノとの関わりを断ち切ろうとする態度が露骨に現れます。
そのため必ずと言っていいほど起こりやすいのがLINEやSNSなどのブロックです。
目の前にお互いがいる時はもちろん、顔を合わせることのないLINEやSNSの場でも関わりを持ちたくないので、ブロックをして縁を切ろうとしてきます。
根が優しい元彼でブロックは気が引けるという場合でも、元カノからの返事は絶対にスルーするようにもなるでしょう。
会話の内容が薄い
元彼と何か話す機会があっても、必要最低限のことしか話してくれずに会話が盛り上がりません。
会話とはお互いをよく知るためのコミュニケーションの一つです。
しかし本気で嫌いな相手のことをわざわざ知りたいとは思えないので、本気で元カノを嫌いな場合薄っぺらい会話しかできなくなります。
どんなに元彼が興味を持ちそうな話題を提供しても反応が薄い場合、元彼の気持ちはだいぶ離れてしまっていると解釈しておきましょう。
あなたにまるで興味を持たない
復縁したいと思えないほど気持ちが残っていない元カノに対しては、そもそも興味が持てないのが男性心理。
例えば元カノが体調を崩している、何かに困っているということに気づいても、自分には無関係だとそのまま放置をするでしょう。
あなたが嫌い避けだと感じている場合は避けられているというよりも、そもそも興味を持ってもらえていないだけなのかもしれません。
復縁の可能性が最も少なくなってしまうのは、相手に嫌われるよりもこうして興味を持ってもらえない状態です。
打っても響かない、打たなくても関心を持ってもらえないとなるとどんなアプローチも効果がなくなってしまいます。
嫌い避けされている時の正しい対処法
嫌い避けされている場合はまず元彼と距離を取りましょう。
3ヶ月〜半年程度、もう元彼の中であなたの印象が薄れるくらいの長めの時間が必要です。
元彼があなたを忘れかけると嫌な印象も薄れていくことになるので、まさにゼロから元彼との関係を再構築していくことになります。
途方もないように感じるかもしれませんが、露骨な嫌い避けをされている場合はこれが最も効果的で復縁への近道です。
元彼と距離を置いている間は自分の欠点や別れの原因に目を向け、できる限り自分を磨いておきましょう。
別れた頃からあなたが変われば変わるほど、元彼に「変わった」と興味を持ってもらえて復縁のチャンスも広がります。
まとめ
男性が元カノを避けてしまうのは、気恥ずかしさや自己保身のため、そして元カノの気を引くためといったいろんな理由があります。
この元カノを避ける態度が”好き避け”なのか”嫌い避け”なのかを判断するには、元彼の態度を注意深く観察しましょう。
例えば避けられていても目が合う時はある、困っている時には助けてくれるといった場合は好き避けだと判断できます。
この場合は焦って仲を縮めようとはせず、あなたに緊張してしまう元彼の気持ちを汲みながら歩み寄りましょう。
逆にLINEをブロックされたり「嫌われている」と実感する以前に興味を持ってもらえない場合は”嫌い避け”と判断できます。
この場合は長めの冷却期間を取り、その間に自分を磨いて元彼をびっくりさせましょう。
それぞれ元彼への適切な対応は違いますので、彼の反応をよく見ながらどんな対応がいいかを選んでくださいね。
復縁専門占い師
柊 みこと
復縁専門の占い師としてこれまでに25000件以上の鑑定実績を持つ。
数々の復縁情報サイト、占いサイトのプロデュースを行うプロの占い師。