元彼の方はこっちのことなんてすっかり忘れて楽しそうにしているのに、自分だけ未練があって苦しい思いをしているのって何だか不公平ですよね。
どうして自分だけがこんなに未練たらたらになってしまうのでしょうか。
この記事では未練が残ってしまう理由や未練のある男性の行動、未練を手放す方法などについて解説しています。
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どうして元彼を忘れられない?未練が残ってしまう理由
今までの人生の中でも、学校の卒業などで親しい人と離れることはあったと思います。
それらは乗り越えることができたのに、どうして元彼だけは未練になって心に残ってしまうのでしょうか。
元彼に素の自分を見せられなかった
好きな人だからこそ、嫌われたくなくて自分を押し隠してしまうこともありますよね。
逆に、好きな人だからこそ素の自分を受け入れて欲しいという相反する気持ちもあり、不完全燃焼になっているのでしょう。
人は叶えたことよりも叶えられなかったことの方が記憶に残ってしまいます。
自分を知って欲しかったという気持ちが強ければ強かったほど、元彼のことを忘れられなくなるのです。
別れることを受け入れられない
形式上は別れることを納得して見せても、本心では別れること自体に納得していないのかもしれません。
元彼の方から連絡してくれることはないのに「いつも俺ばかり連絡してる」と主張したり、自分なりに愛情を注いだのに「愛された気がしない」と言われると「え?」と思いますよね。
こんな風に元彼の言う「別れたい理由」が不自然に感じると納得できなくなりやすいです。
元彼に伝えたいことを伝えられなかった
別れ話の時に口がうまい元彼に言い負かされてしまい、自分の言いたいことをしっかり言えなかった経験はありませんか。
こんな風に自分の主張をしっかりできなかった人も心残りができ、未練となりやすい傾向があります。
もっと自分のことを分かって欲しかった、受け入れて欲しかった、これさえ分かってもらえたら結果が変わっていたかもしれないという後悔があるのです。
元彼としたいことがまだたくさんある
付き合いはじめの頃は「クリスマスには〇〇に行こうね!」「誕生日には〇〇しようね!」と未来に幸せな予定を立てたと思います。
その予定を実現できなかった、もっと一緒にいたかったという思いが未練を強くしてしまうこともあります。
心残りになるくらい彼との時間が楽しく、気が合う相手だったのでしょう。
自分のせいで別れることになったから
別れの原因が元彼にある場合は「彼がそうなら仕方がない」と受け入れられる余地もありますよね。
しかし自分が重かった、浮気をした、元彼を傷つけたというように、自分のせいで別れることになった場合、どうしても後悔が残ります。
この後悔は本来自分に向くものなのですが、思い出すたびに元彼のことが浮かんでくるので余計に忘れられなくなってしまうのです。
未練が残りやすい人に共通する特徴
同じように元彼に振られた人でも、簡単に忘れられる人もいればそうじゃない人もいます。
元彼への未練が強くなってしまう人にはどんな共通点があるのでしょうか。
愛情表現がうまくない
愛情表現がうまくないと、元彼との付き合いの中でも「もっとこうしておけば良かった」という後悔が残りやすい特徴があります。
そして、愛情表現が苦手な人は自分に自信がない人がとても多いです。
自分に自信がないと「私なんかに愛されて喜んでくれるんだろうか…?」と一歩引いて考えてしまい、愛を伝えることも躊躇してしまいます。
素直に甘えられない
忙しい両親の邪魔にならないように子どもの頃からわがままを言えなかった…そんな風に自分を抑えてしまうタイプも未練が残りやすい傾向が。
彼氏の前でも「いい子」でいようとする姿勢が染みついていて、自分の本心は隠すのが普通になってしまっているのです。
しかし、だからといって自分の本心を消し去ることはできません。
心の底では「もっと甘えたい」と思っていた事実は消えないので、余計に未練が強くなってしまうのです。
誰かに依存しがち
未練が残りやすい人には、恋愛以外に夢中になれるものが少ないという共通点もあります。
彼氏がいると恋愛に全力投球できるので楽しいのですが、その分気持ちが重くなって失敗してしまうことも。
情熱を注ぐ先を分散させることができないため、その恋愛が終わっても恋愛にすがるしかなく、それが未練になってしまいます。
元カノに未練が残っている男性の行動
今度は男性の未練についてもご紹介します。
男性にも同じように元カノへの未練がある人、ない人に分かれますが、未練がある人には特徴的な行動があるのです。
あなたの元彼が一見普通に見えても、もしかしたらあなたのことを密かに思ってくれているかもしれません。
元彼がその特徴的な行動をしていないか、チェックしてみてくださいね。
元カノに連絡する
いくら未練があっても、ストレートに「より戻さない?」と言えないのが男性です。
まずは元カノが今でも自分の連絡に反応してくれるか、好意的に対応してくれるかと様子を見ようとします。
特に用事もなさそうなのに連絡してくる場合は、元彼にもまだ未練があると思って良いでしょう。
元カノに会おうとする
自分に自信があるタイプの男性だと、連絡よりも会って元カノの様子を確かめようとします。
「会えば復縁のチャンスもあるかも」と前向きに考えているため、結構グイグイと遊びに誘ってくることが多いようです。
ただし、人によってはそのままセフレ止まりになってしまうことも。
「ハッキリと復縁について話し合ってないけど、セックスできるなら元カノもOKってことだよね」となぁなぁにしてしまうこともあります。
SNSで元カノについて書いてしまう
元カノへの未練を立ちきれないタイプの男性は、その思いを吐き出すために必ずと言っていいほどSNSに元カノのことを書きます。
書き方は悪口形式だったり、ポエム形式だったりと様々です。
内心SNSが元カノの目に触れ、元カノから連絡してくれないかな〜と思っている部分もあります。
新しい恋愛が長続きしない
元カノへの未練があるせいで、新しい恋を初めてもつい元彼女と比べてしまうようになります。
結果、どの恋愛も長続きできずに余計に元カノへの思いを募らせることになってしまうのです。
元彼の新しい恋が長続きしない、何度も他の女性と付き合っているという場合は、元彼にも未練がある可能性が高いでしょう。
元カノとの思い出のものをいつまでも持っている
例えばおそろいのアクセサリー、一緒に撮った写真、プレゼントに同封したメッセージカードなど、未練がある元カノのものならずっと大事にしたがるのが男性です。
男性はよく「あったことすら忘れてた」と言い訳するので、女性としては気づきにくい未練の証拠かもしれませんね。
本当に忘れていた可能性ももちろんありますが、少なくとも即捨てない時点で嫌われていないのは確かです。
この未練、どうにかしたい!そんな時は
未練を手放すには、元彼を忘れるしか道はないと思っている人が多いと思います。
しかしこれまで忘れられなかった人を簡単に忘れるなんてできませんよね。
彼を忘れる以外にできること、苦しい未練への対処法をご紹介します。
まず、元彼のことが今でも好きなんだと自覚する
「元彼のことを好きでいちゃいけないんだ」と自分を否定してしまわないように気をつけてください。
自分の素直な気持ちに嘘をつこうとすると、どんどんドツボにハマってしまいます。
まずはまだ元彼が好きなこと、できればよりを戻したいと思っていることを受け入れ、自分の素直な気持ちを肯定しましょう。
復縁を目指してアプローチをする
未練は、自分の気持ちが不完全燃焼な場合により強くなります。
このやり残し感を消すために、自分の本心を認めた後は今の自分にできることを考えてみましょう。
やれるだけのことをやってみたら復縁のチャンスができるかもしれません。
逆にうまくいかなくても「もうやれることはやった!」と完全燃焼できるため、未練もスッキリします。
思い切って元彼に言いたいことを言ってみる
別れ話の時に萎縮してしまったり、気を使って言いたいことを言えなかった場合は、それを彼に伝えるのも効果的。
もしハッキリ言う自信がなければ、まずはメモ帳などにあなたが彼に言いたいことをまとめてみましょう。
箇条書きでいいので書いていけば「結局何を言いたいのか」が見えてきます。
あなたの本心をまとめるのですから答えはありませんし、言いたいことがまとまらなくても良いのです。
「よりを戻したい」という告白でもいいですし「私を振るなんて最低!」といった言葉でもOK。
人によっては書き出すだけでもスッキリするようなので、元彼に何か言いたくなった時はまず自分でまとめてみましょう。
無理に忘れようとしない
忘れよう!忘れよう!と頑張りすぎるのは、思い出すのと同じことになってしまいます。
元彼を忘れるために新しい恋に行こうとしても、きっと「元彼の方が〇〇だった」と比べてしまいますから、何も考えないのが一番なのです。
ゆっくり寝たり、美味しいものを食べたり、仕事に没頭して考える時間を減らしましょう。
LINEのトークは非表示に
よく「別れたら元彼のLINEをブロックする」という女性がいますが、あまりおすすめできません。
ブロックしてしまうと万が一元彼から連絡が来ても気づけないため、結局「もしかしたらLINEが来てるかも」と常に気にするようになってしまうのです。
そこでおすすめなのがトーク画面の非表示です。
非表示ならメッセージは受信できつつ、普段は元彼の名前が目に入らないので精神的にも安心できます。
元彼を目に入らないようにしておけば、少しずつ彼のことを考える時間も減っていくでしょう。
興味のあることにチャレンジして気を紛らわせる
特に恋愛や元彼に依存しているという自覚のある人におすすめの手段です。
情熱を注げる場所を分散させることによって、少しずつ未練を薄れさせていきましょう。
今までに少しでも「やってみたい!」と思ったことにチャレンジしたり、映画を見たり本を読むといったことでも良いです。
とにかくあなたが元彼のことを忘れられるくらい何かに没頭できる時間を取ってみてください。
イメチェンしてみる
昔から「失恋すると髪を切る」といった行動があるように、イメチェンするとリフレッシュされて気分がスッキリします。
新しい自分に生まれ変わったような気分になれるので、元彼のことにもあまりこだわらなくなってくるでしょう。
小旅行に出かける
気分のリフレッシュのために、今までに見たことのない景色を見に行くのもおすすめです。
旅行先で初体験のレジャーに挑戦したり、のんびり現地の文化に触れて、頭や心の中を上書きしていきましょう。
こうして楽しい経験を上書きしていくうちに、終わった恋愛に固執しなくなっていきますよ。
まとめ
別れても忘れられないというのは、苦しいですが決して悪いことではありません。
ですから、未練に苦しむ自分を責めたり「未練がましい」なんてマイナスに考えないようにしてください。
それだけ素敵な恋愛ができたんだと前向きに受け止め、今後の元彼との関係や、あなたがどうしたいかを考えていきましょう。
復縁専門占い師
柊 みこと
復縁専門の占い師としてこれまでに25000件以上の鑑定実績を持つ。
数々の復縁情報サイト、占いサイトのプロデュースを行うプロの占い師。