復縁の中でもとりわけ実現が難しいと言われている離婚した相手との復縁再婚。
よりを戻すためにどんなポイントを抑えることが大事なのか、また復縁再婚を決定づけるきっかけとはなんなのかを知っておけば、パートナーとの復縁に役立つはずです。
「あの人にはこうアタックすればいい」「こんな状況になったら連絡をしよう」といった目安にしてくださいね。
どうして離婚した夫婦の復縁は難しいの?
「離れたい」という決意が堅い
恋人よりも強く深い絆で結ばれるのが夫婦ですから、別れるのにも恋人以上の勇気と決断力が必要になります。
その分強い意志をもって離婚という判断をしている以上、そう簡単によりを戻しちゃいけないと考えてしまうのも無理はありません。
周囲に示しがつかない
恋人同士なら「私たち、付き合ってます!」と周りに言わずに交際するカップルも多いですが、夫婦となるとそうもいきませんよね。
少なくとも結婚を報告した人には離婚したことも伝えるでしょうから、そこからさらに「やっぱりよりを戻しました」と報告するのは気が引けてしまうのでしょう。
周りに笑われるんじゃないか、判断が適当すぎると思われるんじゃないか、という社会的な立場が気になってしまうようです。
同じことの繰り返しになるのが怖い
別れた相手の悪いところが何も変わっていなければ、またお互いが嫌な思いをして離婚をすることになるかもしれません。
そのため、特に離婚した頃と相手が何も変わっていないように見えると復縁しようとは思えないのです。
離婚には時間も体力も精神力も必要になりますし、同じ人との二度目の離婚は絶対にしたくないと慎重になってしまいます。
気まずくてコミュニケーションが取れない
気まずいとLINEはもちろん会うことすら気が重くなり、なかなかアプローチが響かないというのも復縁を難しくする理由の一つです。
円満な形で離婚をしていると気まずさは少なく、揉めて離婚している場合はかなり気まずさが強い傾向があります。
離婚したパートナーとの復縁を叶えるためのコツとは
直接連絡が取れるような関係でいる
離婚後に連絡が取れないのは絶望的ですので、連絡先は常に確保しておくこと、そして連絡しづらくなるような関係にはならないようにしておきましょう。
弁護士や代理人を間に挟まないと連絡できない!となってしまうと、なかなか復縁できるほど2人の距離は縮まりません。
「子供のことで連絡するかも」「もしかしたら聞きたいことができるかもしれないから」と口実をつけ、定期的に連絡をとっておくのがコツです。
険悪なままで終わらせないようにする
離婚した夫婦が復縁するのに大切なのは、離婚してからスムーズにLINEや食事に誘うなどコミュニケーションを取ることです。
そのためにはなるべく離婚してからもお互いが気分良く会えるよう、問題点や課題を残さないようにすっきりしておくと理想的。
必要であれば謝ったり、冷静に話し合ったりして、離婚後の関係がギクシャクしないようにしておきましょう。
自分の何がいけなかったのか、どうすれば良かったのか聞いておく
「何をどうすれば離婚にならなかったのか」を把握しておけば、今後自分がどう変わっていけばいいかの方向性が見えてきます。
1日でも早く「変わったな」「あの頃とは違うんだな」と認めてもらえるチャンスを作るためにも、できる限り相手が何を求めていたか聞いておきましょう。
離婚前の話し合いの時や、離婚に関わる手続きで話し合うときに聞くことができればベストです。
強引なアプローチはしない
一方的なアプローチは「しつこい」「めんどうくさい」といったマイナスな気持ちを持たせてしまうので気をつけましょう。
特に夫婦だったという過去があるため、相手はあなたに対して「俺のことは大体分かってくれているだろう」と思い込んでいる節があります。
強引に復縁を迫ったりするとこの「分かってくれているだろう」という期待が壊れ、一気にガッカリして好感度も下がってしまうので注意です。
自分の欠点や問題点を改善する
根本の原因を解決することがもう一度好きになってもらう条件であり、改善できればその分「がんばったんだな」と認めてもらうことができます。
すると「会ってもケンカにならないかも」「また恋人の時のように楽しく話せるかも」と期待してもらえるようになり、一気に関係が良くなっていくのです。
自分の問題点を無視していると「復縁しても同じことの繰り返しだ」と思われてしまいますから、しっかり自分自身と向き合いましょう。
周りの人に「変わったね」と評価してもらえたらOK!
欠点や問題点の改善、自分自身の成長ができたかどうかは周りの評価を聞いてみるとよく分かります。
あなたの元パートナーは客観的にあなたを判断しますから、友人や家族など客観的にあなたを評価してくれる人に意見をもらいましょう。
「家族」「夫婦」としての温かみを感じさせる
古い友人と久しぶりに会った時、昔のようなノリでふざけたり、遊ぶことができると「楽しい」「あの頃は良かった」と思いますよね。
これと同じように、復縁を意識してもらうのに家族や夫婦としての温かみを感じさせるのはとても効果的です。
具体的には以下のような方法があります。
手料理を振る舞う
結婚している間に料理や手作り弁当を振る舞っていたり、料理を褒められたことがある人におすすめです。
相手が体調を崩したときに料理を振る舞ったり「子供と一緒に作ったの」という建前で差し入れをしても良いでしょう。
子供に会わせる
子供と一緒になれる時間を持てば、家族としての幸せを思い出してくれやすくなります。
お子さんから「みんなで一緒に暮らしたい」と言われたことが復縁のきっかけになったという話も決して少なくありません。
義両親、義兄弟などへの丁寧な対応
例えば義両親のお誕生日をお祝いしたり体調を気遣って一言連絡したりすると「今でも俺の家族を大切にしてくれているんだ」と好印象に繋がります。
また義実家の方から「やり直してみたら?」と後押ししてくれるきっかけになることもあり、周囲の目を気にせず再婚しやすくなるというメリットも。
簡単な相談事をする
「こういうときどうしたら良いだろう?」「何かアドバイスをもらえたらと思って…」と頼ったり弱みを見せることで、夫婦だった時の信頼関係を思い出すこともあります。
ポイントは、解決策が見つからないような難しい問題ではなく、相手が解決策を思いつけるような簡単な相談にすることです。
「一緒にいて楽しい」と思わせることを意識する
例えば会うたびに「私のことどう思ってるの!?」と問い詰められたり、暗い雰囲気になってしまうような人とは一緒にいても楽しめないですよね。
特に離婚している関係では「一緒にいても幸せになれないかも」と一度は思われていますから、ほんの少しネガティブなところを見せるだけでもイメージダウンしてしまいます。
LINEをしている時、一緒にいる時などは出来るだけ明るく振る舞い、一緒にいることの楽しさを思い出してもらいましょう。
これがチャンス!離婚した相手との復縁が叶いやすいきっかけ
お互いの誕生日
交際期間や結婚期間にお互いの誕生日を大事にしていた2人ほど、離婚しても覚えていると言います。
「去年は一緒に過ごしたな」「こんなことをしてもらったな」といった良い思い出が蘇る時期で、このタイミングで連絡をしてみると懐かしさから良い反応をもらいやすいでしょう。
当日にお祝いすることができなくても、誕生日の前後に一言伝えるというだけでも好印象ですよ。
交際記念日や結婚記念日
特に男性はあまり記念日を意識しないと言われますが、意識する男性にとっては一番元嫁を思い出しやすいときです。
もしあなたの元パートナーが記念日を大事にする人だったのなら、このタイミングに食事に誘ったり「最近どう?」と連絡をしてみましょう。
「元嫁もこの日を覚えていたのか」という共通点に喜びを感じたり「こんな日くらいは…」と食事に行くのもOKしてくれるかもしれません。
一人ぼっちで寂しいと感じた時
周りが家族総出でお出かけするような時期は、一緒に遊べる人がいない自分と比較して寂しさを感じやすい時期です。
例えばゴールデンウィークやお盆などの大型連休、年末年始やクリスマスなど家族が集まりやすいタイミングに連絡をすると、返事をもらえたり会えるチャンスが広がります。
相手との関係性によっては「遊びに行かない?」と積極的に声をかけても良いですし、ただ連絡をするだけでも寂しさを紛らわせてくれる存在として好意的に感じるでしょう。
風邪をひいたり体調を崩した時
家族のように無条件に自分を介抱してくれる存在のありがたみに気づきやすく、実際に「面倒見てもらえて必要な存在だと感じた」と復縁のきっかけになったという事例も多くあります。
もし入院した、風邪をひいて弱っているといった連絡が来たら、率先して身の回りの手伝いをしてあげましょう。
大変な時こそ支えになることが、夫婦としての絆をもう一度紡いでくれます。
離婚した頃との違いを実感した時
掃除が苦手だった人がいつも部屋を綺麗に維持できるようになったり、お金の管理ができなかった人がしっかりと老後の貯金をしていたり、成長が見られると一気にその人の印象が変わるものです。
離婚からの復縁を目指すにはこれくらいの衝撃(良い意味で)があると、相手から見直してもらえてチャンスが広がります。
つまりあなたに離婚の原因があるのなら、それを克服することで復縁再婚の大きなチャンスを作れるのです。
「なんで頑張れなかったんだろう」と嘆くよりも「私にはチャンスがあるんだ!」と前向きに考えてみてくださいね。
「俺のこと分かってくれてるな」と思った時
男性は「自分を理解してくれる人」「すべてを受け入れてくれる人」に弱く、パートナーには母親のような包容力を求めている部分があります。
例えばちょっとした声のトーンで体調が悪いことに気づいたり、連絡の返事が遅いことで「忙しいのかも」と察することが出来るようだと、頑なな心を開いてくれるのです。
何かいつもと違う雰囲気を感じられたら、一言声をかけるようにしてみると良いでしょう。
離婚してからの元嫁が弱っていく様子が見える時
男性も、離婚した相手がどんどん痩せていったり明らかに元気がないように見えると、やっぱり心配にはなるようです。
まさに「あなたがいないとダメなの」という「守ってあげたいオーラ」が感じられるので、思わず「よりを戻してあげた方がいいかも」と考えることもあります。
しかし結婚時から頼りきりだったり、依存気味なところが離婚原因の場合は逆効果です。
まとめ
離婚した夫婦が復縁再婚をするための弊害は「離れたい」という相手の強い意志や周囲の目、相手への信頼や気まずさなどがあります。
それを克服するためには、きちんと自分を見直したり、離婚しても良好な関係を維持することで、少しずつ信頼関係を取り戻すことが大事なのですね。
一つ一つ、少しずつの積み重ねがあなたの元夫を振り向かせる糧となりますから、地道に努力をして復縁を目指しましょう。
復縁専門占い師
柊 みこと
復縁専門の占い師としてこれまでに25000件以上の鑑定実績を持つ。
数々の復縁情報サイト、占いサイトのプロデュースを行うプロの占い師。