好きな相手に振られてしまった……そんなときには、後悔するのは当然のことです。
「あんなこと言わなきゃよかった」
「もっと優しくしてあげたかった」
「あのときのことを謝りたい」
こうした色々な考えが、後悔という感情に結びついていくからです。
とても辛い状況だと思います。
新しい出会いに目を向けるだけではなく、復縁の可能性を高めるためにも、なるべく早く気持ちを整理していきたいものです。
後悔から立ち直るするためには、何が必要なのか。
そもそも後悔しているのは本当に「振られた側」だけなのか。
そして、復縁に繋がる行動は何なのか。
恋愛における「後悔」について掘り下げていきましょう。
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振られた後悔は「負のループ」を生む可能性あり!
振られたときに後悔したり落ち込んだりするのは自然な感情です。
告白して振られた場合も、お付き合いしている相手に振られた場合も同様です。
一度好きになった相手に拒絶されてしまったわけですので、悲しくガッカリした気持ちになることは当然の心理です。
ですから、悲しさやショックを感じていることに罪悪感を抱く必要はありません。
また、無理に立ち直ろうとする必要もありません。
時間が解決してくれることもあります。
しかし、いつまでも悲しい気持ちで後悔していると「負のループ」におちいってしまいます。
ここでいう「負のループ」とは、
- ネガティブ思考が止まらなくなってしまうこと
- 物事のマイナスな面ばかりに目が向いてしまう状態
- それによって、その人の本来の魅力や前向きな考え方を台無しにしてしまうこと
などをいいます。
つまり、ネガティブな状況にある人は自分に関するネガティブな情報をより思い出しやすくなってしまい、それをもとにネガティブな自己判断をしてしまう……という状況です。
落ち込んでいるときは、悪い方向にばかり物事をとらえてしまうものです。
しかし、それではあなたの魅力も意中の相手に伝わらなくなってしまいますし、新しい出会いに向けて一歩踏み出すのも困難になってしまいます。
ポイント
再アタック・復縁を目指すにせよ、新しい恋を始めるにせよ、まずはこの「負のループ」から立ち直ることが大切です。
振られた後悔を引きずらせるNG行動3つ
今からあげる3つのNG行動は、科学的に「振られた後悔する気持ちを長引かせてしまう」とされるものです。
彼と復縁したいと思っている場合も、これらのNG行動をしないことで「きっぱりと距離をとる」という態度を示すことができます。
後ほど説明しますが、後悔しているのは振られた側だけではありません。
女性が自分からきっぱりと離れ、前を向いているときほど振ってしまった後悔が湧いてくるという男性もいます。
ネガティブ思考の「負のループ」から抜け出し、ポジティブな状態になることで復縁に至る道が開けることもあるようです。
それでは、振られた後悔から立ち直るためのNG行動はどんなものでしょう。
1.相手のSNSをチェックする
特に振られてしまった直後は、相手の近況や交友関係は気になるものです。
もしも新しい恋人ができていたら……なんて考えると、ついつい頻繁に相手のSNSアカウントをチェックしてしまいますね。
しかし、結論からいえば相手のSNSチェックは今すぐにやめるべきです。
アメリカのオハイオ州立大学のフォックスとハワイ大学のトクナガの研究によると、元恋人のSNSで近況や交友関係を調べている人ほど、元恋人への恨みや未練などの「後悔」を断ち切れずにいることがわかったのです。
さらに、元恋人のSNSチェックをしている人はそうでない人に比べて、新たな趣味を見つけるなどの人間的な成長もみられなかったそうです。
注意ポイント
後悔から立ち直り、復縁の可能性を高めるためには、思い切って相手のSNSから離れましょう!
2.物に当たる、暴言を吐く
後悔という気持ちの中には、相手や自分への「怒り」も含まれています。
怒りを発散するために、物や人にあたったり、ひどい言葉をインターネット上に書き込んだりしていませんか。
残念ながら、それは、自身を苦しめるだけの行動なようです。
アイオワ大学のブッシュマンらの研究をご紹介します。
「怒りの解消のためにパンチング・バッグを殴る」という行動をとった人は、怒りがおさまるどころか、逆に怒りの対象の相手に攻撃的になったり、関係のないそれ以外の人へも怒りをぶつけるようになったそうです。
注意ポイント
3.やけ酒をする
「ぱーっとお酒を飲んで忘れよう!」と誘ってくれる友人はありがたいですね。
しかし、東京大学大学院野村と村木の研究によると、「やけ酒はストレス解消にはならず、嫌な記憶をかえって強める」という結果が出ています。
振られたショックでやけ酒をしてしまうと、振られてしまった事実や相手のことがなかなか忘れられなくなります。
友人に話を聞いてもらうときには、温かいお茶でほっとした気分を味わいながら……というのがよいでしょう。
また、空腹は悲しい気持ちを強めてしまいます。
ポイント
食欲がないときでも口にできそうな、一口大のサンドウィッチやケーキと一緒に楽しむアフタヌーン・ティーなどもおすすめです。
相手も後悔しているかも?復縁の可能性を高める行動3つ
そもそも、振られて後悔しているのは女性だけなのでしょうか?
実は、答えは「ノー」です!
ほとんどの男性は、振った相手について「あんなに冷たくしなければよかった」「別れなければよかった」と後悔したことがあるのだそう。
あなたが振られたことを後悔しているとき、相手も後悔している可能性があります。
さらに、後悔のもとになっている過去の発言や振る舞いは、復縁への鍵の可能性があります。
後悔した原因を冷静に考え、克服することは、より魅力的な自分になる近道です。
そうしたプロセスの中で、彼と今後も良好な関係でいられれば、再アタックや復縁のチャンスも巡ってくるかもしれません。
最後に、復縁の可能性を高める行動や過ごし方のコツを説明します。
1.新しい趣味や勉強を始める
とても単純な話ですが、相手に後悔させるには「逃した魚は大きかった」と思わせることが大切です。
生き生きと何かに熱中している姿は、誰にとっても魅力的に映ります。
つまり、あなたが楽しそうに充実した日々を過ごし、人間的に成長している姿を見せることが、相手に「振らなければよかった!」と後悔させる一番の方法になるのです。例えば、以下のようなことをしてみるといいでしょう。
- 趣味の習い事をはじめる
- 映画や本などの知識を広げる
- 仕事の資格を取得する
人間は、穏やかで健やかな日々を送っている相手に対しては「会ってみたい」と思う気持ちが自然に芽生えやすくなります。
ポイント
そうなれば、振られる前のことを謝ったり、穏やかに話し合ったりする機会が生まれる可能性が高まります。
2.あえて連絡を取らない
SNSやメッセージなどで、相手に接触しすぎないことも効果的です。
あなたから相手に頻繁に連絡を入れていると、「まだ自分に気があるんだな!」という油断が相手に生まれます。
また、万が一ネガティブなメッセージを送ってしまった場合、そのメッセージを取り消すことはできません。
注意ポイント
少なくとも一定期間は、きっぱりと連絡を絶つとよいです。
3.相手と交流するときは、笑顔・元気・短時間!
学校や会社で、振られた相手と顔を合わさなくてはいけない場合もあります。
これは振った方も振られた方も、気まずい瞬間です。
こんな状況では、「笑顔」「元気」「短時間」がポイントです。
相手に対しても、周囲の人や物に対しても、不機嫌や怒りを態度に表さないこと。
笑顔で元気な気持ちの良い対応を心がけることで、「どうして振ってしまったんだろう」と相手の心に後悔が芽生える可能性が高まります。
ただし、そう心がけていても長時間話していると感情が乱れることも。
ポイント
まとめ
振られた後悔は辛いものです。
しかし、復縁や新しい恋を目指すならば、少しでも早く後悔から抜け出しましょう。
振られる前のことを冷静に話し合ったり謝罪したりする機会は、穏やかに日々を過ごせるようになったころにやってきます。
振られた相手に再アタックや復縁を目指すにせよ、新しい恋を始めるにせよ、後悔という感情から抜け出すことは効果的です。
そのために、振られた直後には相手のSNSから距離をとり、物に当たったりやけ酒をしたりすることなく、なるべくリラックスして過ごす時間を持ちましょう。
後悔から立ち直り、より魅力的になることで、復縁の可能性も高まるといえます。
復縁専門占い師
柊 みこと
復縁専門の占い師としてこれまでに25000件以上の鑑定実績を持つ。
数々の復縁情報サイト、占いサイトのプロデュースを行うプロの占い師。