あなたと別れ家庭持ちになったはずの元彼、そんな彼から「実は離婚したんだよね」と連絡がきたらびっくりしますよね。
何を思ってわざわざ昔の彼女である自分に言ってきたのか、何を求めてるのか?すごく気になると思います。
そんな男性の心理や、突然のカミングアウトをされたあなたにできることなどをまとめました。
離婚した直後の男性の心理
恋人と別れるだけでも、人の心は普通の状態ではなくなってしまいます。
失恋するよりもハードルの高い離婚をした直後、つまり元彼は今どんな心理状態になっているのでしょうか。
無力感がすごい
普通、結婚は幸せなもので、多くの人がうまく行っているものだと感じるものです。
そんな結婚生活が破綻したことで「俺は結婚生活もロクに送れなかった」と挫折したような無力感を感じています。
自分に自信がなくなっている状態で、誰かに「大丈夫だよ」と支えてほしいと感じていることでしょう。
孤独感でいっぱい
今まで毎日一緒にいた人がいなくなった寂しさは、あなたもよく分かると思います。
特に離婚の場合は一緒に住んでいることがほとんどでしょうし、子供がいた場合は余計に寂しさも増してしまうでしょう。
離婚のことについてアレコレ聞かれるのは嫌だけど、できる限り誰かと繋がっていたいと感じることが多いようです。
これからの生活への不安
離婚は生活が大きく変わります。
引っ越しや周囲への説明といった目の前のことはもちろん、生活設計もまた1人で生きる方向性で考え直すため、これからの身の振り方に悩むようになるのです。
そのため自分よりも不安定な生活をしている人を見て安心しようとしたり、逆に安定した生活を送っている人から何かヒントを得たいと思って連絡することもあります。
離婚の決断が正しかったか迷いがある
元彼が離婚した理由にもよりますが、本当にもう少し頑張れなかったのか、離婚以外に道はなかったのかと、自分のした決断に不安も感じています。
そのため自分のしたことを「間違ってないよ!」と言ってくれそうな人に甘えたくなる心理が芽生えるのです。
つまり自分の友達や元カノなど、自分を認めてくれたり、嫌っていないであろう人のそばに行きたくなります。
なぜわざわざ元カノに離婚したことを言うの?
離婚をしてメンタル的な支えが欲しい!という気持ちは理解できますが、なぜ男性はわざわざ元カノにそれを伝えるのでしょうか。
調べてみたところ、友達でも家族でもなく元カノに伝える特別な理由がありました。
傷ついた自分を慰めて欲しい
離婚はただ夫婦が別れるだけじゃなく、落ち着くまでにいろんなことが起こります。
「一緒にいたくないなぁ」と感じながら日々を過ごしたり、逆に離婚の気配に怯えながら暮らしたり。
嫌な気分になる話し合いを重ねて、ようやく離婚届けを出して1人になったと思ったら寂しくて、離婚後は精神的に不安定になるのも無理はありません。
そんな疲れ切った心を癒して欲しくて、つい元カノの優しさを思い出しては甘えたくなって連絡してしまうのです。
女性の視点から「奥さんの方が悪い」と言って欲しい
特にあなたから聞いてもいないのに、事細かに離婚の詳細について話してくるような場合に当てはまります。
男友達ならまずどんな話でも共感してもらえますが、離婚をしてナーバスになっていると「慰めなんていらない!」とちょっと斜に構えてしまう時があります。
そんな時、自分にはない女性としての視点を持っている人にも「あなたは間違ってないよ」と肯定してもらえたら、一気に不安が消えていくのです。
それを元カノならしてくれる!と内心期待していると、元カノに離婚の連絡をしてくることがあります。
意見やアドバイスなどなく、ただ「うんうん」と話を聞いて欲しい
女性にも、ただ意見やアドバイスなどなくただ話を聞いて欲しいだけの時ってありますよね。
これと同じで、言葉はいらないけどただ受け止めて欲しい…と思って、元カノを選ぶ男性もいます。
女友達がいない、弱みを打ち明けられる友達がいないという男性に多く、普段は強がりな男性ほど元カノには甘えがちな傾向があります。
女性と繋がっていたい
単純に人恋しくなったということも考えられます。
友達や仕事が充実していて離婚の傷がそこまで深くなくても、異性にしか埋められない不思議な心の隙間があるのかもしれません。
その心の隙間を埋める相手として元カノであるあなたを選んだのでしょう。
今すぐあなたとどうにかなりたいと思っているわけではないにしても、一緒にいた頃の居心地の良さを思い出しているのです。
元カノより悪い状況じゃないと思いたい
元彼がプライド高めな男性だった場合、自分の優位性を保つために元カノの近況を確認したいと思うこともあります。
もし元カノが自分と別れて今でも1人だったら、結婚を経験した自分の方がまだ人生が成功してる、そう思いたいのです。
くだらないと感じるかもしれませんが、今の彼はそうして自尊心を保たなければやっていけないくらい、メンタルがやられているのかもしれません。
「最近どう?」「結婚した?」など、あなたの近況を事細かに聞いてくる場合はこの可能性が高いです。
復縁を目指すべき?
もし元彼との復縁を少しでも意識した場合、目指すかどうかの判断基準はあなたの気持ちだけです。
離婚した今の元彼なら好きになっても誰かに迷惑をかけることはないでしょう。
ただし、離婚をしたからといって恋人だった頃のように自由に生きていけるというわけではありません。
例えば慰謝料や養育費を支払う必要がある場合、お金を自由に使えないためデートがマンネリしがちになるかも。
また、元彼に子供がいる場合は親権がどちらに行ったのか、彼が引き取ったのであればいろいろと気を使う場面も増えるでしょう。
こういった離婚したからこその事情をしっかり考えた上で、元彼と一緒になるかどうかを冷静に判断するのがポイントです。
「離婚した」という連絡をくれた彼へのベストな対応
元彼があなたに離婚の報告をしてくれた以上、それを無視するわけにはいかないですよね。
どんな風に接すれば良いのか迷ってしまったら、これからご紹介するようなポイントを意識してください。
元彼との復縁を考えてみたい場合
親身になって話を聞く
まずは、わざわざ離婚の報告をしてくれた元彼に寄り添い、甘えて良い存在なんだと思ってもらいましょう。
今後も寂しくなったら頼って良いんだよと伝え、支えになることをそれとなくアピールすると理想的です。
元彼を肯定する
元彼の気持ちに共感したり労ったり、それだけでも元彼の気持ちは軽くなっていきます。
たまには冗談めかして「それはあなたが悪いよ」と言うのはアリですが、基本的には彼のことを否定しないであげるのがベストです。
「元カノは味方なんだ」と思ってもらえれば、すぐに復縁はできなくても友達として特別な位置に行くことができます。
誰かを悪く言うことはしない
「奥さん本当に最低な人だね!」などと誰かを悪く言うのはあなたのイメージを下げてしまいます。
「それは大変だったね…」「辛かったでしょ?」と共感するような言い方に変えていくと、誰かを悪く言うような表現は避けられるでしょう。
まだ復縁は考えられない場合
元彼の話を笑い話にする
復縁する気がないのであれば特に彼に共感したり寄り添う必要はありません。
極端に深刻そうな話でもない限り、笑い話のように受け止めて明るく振る舞ってその場の空気を良くしましょう。
「へー」「そうなんだ」と興味なさそうに返す
「あなたが離婚したとか私には関係ないから」ということを暗に伝えるには、あまり興味のなさそうな反応をするのが一番です。
無視はしていないので最低限の礼儀は守っていることになりつつ、元彼に「あなたにはもう興味がないんです」ということをアピールできます。
まだよりを戻したいかどうか自分でも分からない場合
詳しい事情を聞く
元彼の事情などを踏まえた上でよりを戻すかどうかを考えたいのなら、まずは元彼の話を聞いてみましょう。
話したくなさそうなことを無理に聞くのではなく、あくまでも元彼が話せる範囲に限ります。
体の関係は持たない
もしかしたら、人恋しくなった元彼があなたを誘ってくることもあるかもしれません。
しかしまだよりを戻すかどうか決めていない場合、簡単に体の関係を持つのは絶対に避けましょう。
そのまま付き合っているのかどうか分からない、とても曖昧な関係になって今後トラブりやすくなってしまいます。
元彼の連絡を後回しにしておく
まだよりを戻すかどうか決めていない状態なら、彼のことを最優先にはせず「仕事だからまた明日聞くね」「ちょっと忙しいからあとでまた連絡して」と言っておきましょう。
時間をかければ元彼の態度も少しずつ変わってきます。
本当にあなたを頼りにして連絡をしてきているのか、ただ寂しくてその場のノリだけで連絡してきたのか、時間をかけてじっくり観察することができますよ。
まとめ
離婚をした男性は孤独や迷い、先々への不安など、基本的にネガティブな心理状態になっているためとてもナーバスです。
そんな状態で元カノに連絡してくるのは、元カノに慰めて欲しい、自分を認めて欲しいといった精神安定剤のような効果を求めているのでしょう。
この元彼との復縁を目指すかどうかはあなたの気持ち次第ですが、慰謝料や養育費などの背景もしっかり考えるのが良い判断材料となります。
しかしこの判断は、元彼から連絡をもらってすぐにできるものではありませんよね。
ですので今のあなたの気持ちに応じた対応で元彼と向き合いましょう。
よりを戻したいなら寄り添い、その気がないなら適当にあしらう、そしてまだ迷いがあるなら寄り添いもあしらいもせず付かず離れずの距離を維持するのがベストです。
復縁専門占い師
柊 みこと
復縁専門の占い師としてこれまでに25000件以上の鑑定実績を持つ。
数々の復縁情報サイト、占いサイトのプロデュースを行うプロの占い師。