恋愛の中でもなかなか難しいと言われる遠距離恋愛。
そこからさらに復縁を目指すとなると、何をすればいいのか分からなくて不安になってしまう女性も多いはず。
そこでこの記事では、実際に遠距離恋愛の復縁を叶えた筆者が「遠距離恋愛の復縁のコツ」をご紹介します。
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遠距離恋愛が壊れやすい理由
そもそもどうして遠距離恋愛が難しいと言われているのかご存知でしょうか?
「会えないから…」「寂しいし…」と漠然とした理由はイメージしやすいと思いますが、より掘り下げていくとこんな事実があるんです。
簡単に会えないので他のことにハマりやすい
依存的な人でなくても、恋人がいるなら優先順位は一番かそれに次ぐくらいの高さがありますよね。
しかし遠距離でなかなか会えないと恋人との時間が少ないため、その分他の楽しいことに時間を使うようになります。
近距離で付き合っているカップルなら毎週末にデートできても、遠距離カップルの場合は大きな連休でも取らないと会いにいけないので、普通の週末は自分の趣味に使うことも多いでしょう。
その結果、付き合っている相手の優先順位が低くなり、徐々に気持ちが離れていってしまうのです。
お金がかかる
距離や位置にもよりますが、遠距離恋愛はとにかく会いにいくのにお金がかかります。
またそれ以外にも、久しぶりに会えるのだから…と気合を入れてメイクや服を新調したり、二人が楽しめるようにちょっと豪華なデートプランを考えることも多いはず。
気づいたら毎月のお給料を結構使うことになり、自分の生活がままならなくなってしまうこともあるかもしれません。
相手の近況が分かりにくく、地雷を踏みやすい
毎日連絡を取り合うような遠距離カップルでも、やっぱり会えないと微妙な相手の変化には気づかないものです。
例えば会える日のために仕事を頑張っているのに、何の気なしに「あなたの仕事ラクで良いよね!」と言ってしまって怒らせたり…。
普通のカップルでもありがちなことですが、遠距離のように相手の様子が細かく分からない関係だと、より地雷を踏み抜いてしまいやすい傾向があります。
知らぬ間に浮気や裏切りをされていることがある
相手の様子が見えないというのは、当然浮気や裏切りにも気づきにくいということ。
「実は他に好きな子が出来た」と言われて別れることになる遠距離カップルは非常に多いです。
他にも「タバコをやめると言っていたのに実は吸っていた」「私には仕事と言っていた日にやらないと約束していたパチンコをしていた」などのエピソードも。
裏切られたことももちろんですが「嘘をついていた」「隠していた」という事実が、信頼関係を完璧に壊してしまうようです。
相手を束縛しがち
浮気や裏切りを心配して相手を束縛し、相手が窮屈になってしまうというパターンも。
信用していないわけではないのだけど…と言いたいところですが、実際心の底では信用しきれていないからこういうことが起こります。
言い換えれば、相手が信頼を得られるように振る舞ってくれなかったせいでもあるので、実はお互いに問題がある別れ方なのです。
連絡にこだわってしまう
コミュニケーションツールがLINEなどの電話だけになるため、どうしても「もっとたくさん一緒にいたい」と思ったときに連絡を求めがちになります。
これはつまり、もっと連絡をして欲しい、自分が連絡をしたら絶対に返事が欲しいと暗に相手に求めることになってしまうのです。
連絡が大好きな男性だったらまだ良いですが、あまりにも連絡を求められると息苦しくなってしまうでしょう。
遠距離恋愛の復縁を叶えるために必要なポイント
遠距離のまま復縁を叶えるなんて本当にできるのだろうかと不安に思いますよね。
筆者も実際に別れてすぐは「絶対無理じゃんこんなの」と思っていましたが、振り返ってみるとものすごくシンプルなポイントがあることに気づきました。
なるべく円満な別れ方にして、連絡できる関係を維持
連絡が取れなくなれば遠距離恋愛ではほぼ絶望的。
ですから意地でも「連絡できる関係」でいられるよう、せめて別れは円満にして、元彼に嫌な印象を持たれないようにしましょう。
もし別れの原因が自分にあるのなら謝る、元彼に一方的に振られたのならせめてその道を応援してあげるといった反応がおすすめ。
突然別れを告げられてショックは大きいと思いますが、他のポイントは出来なくても、これだけは絶対にクリアできるよう頑張りましょう。
不安でも、一旦連絡を控えて距離を取る
別れた後は、お互い冷静になるためにも一度連絡を取らない期間を設け、クールダウンをするのをお勧めします。
筆者の場合は1ヶ月、これまで毎日とっていた連絡の一切をやめ、相手が生きているのかどうかも分からないくらい完全に距離を取りました。
この間は別れの原因の分析と、それを解決するための自分磨きに費やしましょう。
ここでむやみに元彼に追いすがったり、追いかけたりしないでいることによって、元彼が「元カノ何してるだろう」と考えてくれるようになります。
復縁は二の次!まずは友達を目指す
できるだけ早く復縁したい!と思うのは当たり前ですが、別れたあとすぐの復縁は難しいと考えましょう。
そもそも別れようと思った気持ちが数日で簡単に変わることはないですから、時間をかけてじっくり復縁を目指すのがコツです。
まずは友達としての関係を目指し、普通にコミュニケーションが取れるような立場になりましょう。
どんな別れの理由でも「自分も悪かった」と反省をする
筆者が遠距離のカレと別れることになったのは、遠距離中のカレがこちらに黙って女の子と遊び呆けていたことを知り、責め過ぎたせいでした。
ですから根本の問題を考えれば裏切ったカレに原因があるのですが、過ぎたことなのにいつまでも責め立てたことや、他の女性と遊びたくなるような気分にさせてしまった自分にも非があると考えました。
ぶっちゃけてしまうと、筆者のカレはそこまで難しく考えておらず、ただヒステリックに怒られたのが嫌で振ったようです。
しかしだからこそ、元カノがそこまで真剣に反省し、自分の非を見つめ直したという姿勢が復縁を意識させるに至ったと言っています。
この「特に何も言っていないのに、期待以上のことをしていてくれた」というのが、男性にはグッとくるのでしょう。
連絡を再開する時には”気軽さ”がポイント
連絡を控えて距離をとった後、元彼から連絡をくれれば御の字ですが、もちろん元彼から連絡をくれない場合もあります。
筆者の場合もそうでしたが、自分の悪いところがある程度改善されたと思ったら、そのタイミングで元彼に連絡をしましょう。
その際は重たい雰囲気は出さず、気軽に返事をもらえるような内容がお勧めです。
コミュニケーションのバリエーションを増やす
遠距離恋愛の場合、簡単に会うことができませんから、LINEや電話がとても重要なコミュニケーションになります。
しかしLINEや電話も会話の話題がなければできませんし、いつも同じような連絡ばかりしていては元彼も飽きてしまうでしょう。
ですから、元彼とのコミュニケーションにも少しアレンジを加えてくことがポイントになります。
例えばスマホでできるゲームを一緒に始めるとか、通話を繋ぎながら一緒に動画を見るなど。
マンネリしないコミュニケーションを考え、お互いが連絡を取るのが楽しくなるように工夫しましょう。
会いにいくのは、元彼と普通に会話できるようになってから
ただでさえ会いにいくのが大変な遠距離、気軽に「遊びに行こうかな」と言えない面がありますよね。
会いにいくという時点で「気持ちが重い…」と思われる可能性は高いので、会いにいくのは友達としての関係が確立してからにしましょう。
もしくは、元彼目当てではなく別の用事で遊びに行ったついでを狙うのがコツです。
遠距離の場合、復縁までにどれくらいの時間がかかる?
遠距離恋愛での復縁はどれくらいの時間があれば叶うのでしょうか?
「この期間までに復縁できなければ無理!」というものではなく、あくまでも大体の目安として参考にしてください。
遠距離恋愛の復縁は、近距離の復縁よりも時間がかかる
まず覚えておいて欲しいのが、普通の復縁よりも遠距離の復縁の方が時間がかかることが多いという点です。
直接会いにいくといったアプローチ方法がほぼできない上、冷却期間がとても重要なのでどうしても時間はかかりがちになります。
ですから焦らずどっしり構えておくくらいのスタンスでいましょう。
最低でも1ヶ月は見込んでおこう
筆者の場合は冷却期間をとって別れて最初の連絡をするまでに1ヶ月、そこから恋人として完全に復縁できたのは3ヶ月後なので、合計4ヶ月かかりました。
冷却期間後の最初の連絡で復縁ができることもあるので、冷却期間をどれくらい取るかによっても大きく変わります。
数日の冷却期間ではあまり意味がありませんから、最低でも1ヶ月を見込んでおきましょう。
平均は半年〜1年
冷却期間で1ヶ月、友達に戻るまでの再構築期間が2〜3ヶ月、そして恋人としての信頼関係の解決に数ヶ月の時間が必要になります。
そのため、遠距離恋愛での復縁の平均は大体半年程度と考えられています。
元彼とどれくらい連絡が取り合えるか、別れの理由、元彼の性格にもよって差はありますので、目安として考えてくださいね。
遠距離恋愛だからこそありがちなNG行動
次に遠距離恋愛の復縁でやりがちだけど、絶対に避けて欲しい行動をご紹介します。
これから紹介することをやろうとしていないか、やってしまっていないか、自分の行動を振り返るための参考にしてください。
「お願いだから返事をちょうだい」などの一方的な連絡
返事がないということは、元彼がその返事をしたくないと思っている状態だと考えられます。
それを自分の希望通りにして!とお願いするのは、元彼からすると自分勝手で決していい印象を持つことはありません。
もちろん忙しくて返事ができないというケースもありますが、それはそれで「今は返事ができない」というだけなので、そこを急かすのも元彼の都合を無視していることになります。
遠距離では見えない部分を察する力が大事ですから、元彼の気持ちを考えながらの行動を常に意識しましょう。
いきなり会いにいく
下手をすると「ストーカー!」と不名誉なイメージを植え付けられて、最悪な結末になってしまいます。
遠距離の場合は特に会いにいくのにお金や時間がかかりますから、その分気持ちが重くないと気軽に会いにいけません。
勝手に会いにいくと、それだけで「重い」と思われてしまうので十分に気をつけましょう。
「今すぐ引っ越す」など現実的ではない提案をしてまで引き留めようとする
元彼を引き止めたくて「今すぐ悪いところをなおすから!」「私がそっちに引っ越すから!」と言いたくなることもありますよね。
ですがこれ、男性にとっては「それが出来るならなんで今までしなかったの?」と呆れるポイントになってしまうのです。
ミゾが深まってしまうだけので、この手の発言は間違っても口走らないように意識しましょう。
遠距離恋愛だった元彼が復縁を意識するようになるきっかけ
最後に、男性が遠距離恋愛をしていた元カノとの復縁を意識するきっかけをご紹介します。
これまでがんばってきて、あとは告白のチャンスを知りたい!というときに覚えておくと良いかもしれません。
久しぶりの連絡
冷却期間開けなど、姿を隠した後の連絡は一番新鮮な気持ちになっています。
姿を隠していた間に短所の改善やイメチェンが出来ていたのなら「印象変わったな」と元彼にも受け入れてもらいやすく、良い意味で衝撃が大きい時期です。
このタイミングで元彼が期待するような女性になれていれば、一気にイメージが良くなりますよ。
元カレの誕生日のお祝い
「覚えていてくれた」という喜びはもちろん「別れても祝ってくれるんだ」という嬉しさも感じやすいと言います。
遠距離は会えない分、少し連絡をしないだけで他人感が強くなりますよね。
その状態でも祝ってもらえるのが好印象につながり「元カノって気がきくな」とか「いい子だな」と感じてもらいやすいのです。
イメチェンした後の写真を見せられて
写真で姿を見せるのは遠距離恋愛では絶対に取り入れたいテクニックの一つ。
普段会えない分写真での印象が大事になりますが、写真は自分で写り具合を確認できるので、よりきれいになった様子をアピールしやすいのです。
思わず元彼が「お?」と興味を惹かれるような、よく撮れている写真をそれとなく見せてみましょう。
「元カノとは話が合う」と思ったタイミング
笑う場面が一緒だったり、お互いの話に共感できるような瞬間があると、居心地がいいと感じる男性はとても多いです。
ですから元彼と話をするときは、できる限りカレの言い分に共感をしたり、認めるような態度を心がけると良いでしょう。
久しぶりに会えた時
久しぶりに元カノに会って「やっぱり可愛い」と感じると、女性として意識し直すようです。
ですからやっぱり会いにいくのは復縁には効果的なのですが「やっぱり可愛い」と好意的に感じられるのは、あくまでも元カノと気まずくない状態の時に限られます。
別れた時のようなギスギスした状態では会いに行っても好意的に思ってもらえることがないので、ある程度信頼関係が出来てから会いにいきましょう。
まとめ
遠距離恋愛ではとにかく連絡が取れる関係であることが大事で、そこさえ維持できれば少しずつ距離は縮まっていくでしょう。
強引な態度を取ったり、非現実的なことをしなければ、もともと惹かれ合った者同士ですから再び結ばれることは可能なはずです。
遠い距離を超えてもう一度結ばれる日のために、がんばってみてくださいね!
復縁専門占い師
柊 みこと
復縁専門の占い師としてこれまでに25000件以上の鑑定実績を持つ。
数々の復縁情報サイト、占いサイトのプロデュースを行うプロの占い師。