別れた元彼と連絡を取らずに、お互い別の時間を過ごして静観することを冷却期間と言います。
この冷却期間は元彼とよりを戻すのにとても効果的だと聞いたことがあると思いますが、今以上距離を置くのに本当に意味があるのでしょうか?
結論から言えば非常に効果があり、復縁を目指すのならぜひチャレンジすべきものです。
しかし、ただ距離を置けばいいというわけではなく、より復縁に効果がある冷却期間の取り方というものがあります。
今回はなぜ効果があるのかという理由と、よりを戻すのに役立つ冷却期間の決め方をご紹介します。
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どうして冷却期間が復縁に効果があるの?
すでに別れているのに、今以上に元彼と距離を取るというのは非常に怖いと思います。
「新しい恋人が出来るんじゃないか」「自分のことを忘れてしまうんじゃないか」と考えたくもない未来が頭をよぎることでしょう。
でも、冷却期間を持つことでなかなかうまくいかなかった復縁がうまくいくのであれば、勇気を出して挑戦してみたいと思うはずです。
そこでさっそく、冷却期間を取ることが復縁に効果的な理由をチェックしていきましょう。
元彼があなたのことを考える時間ができる
冷却期間のように、元彼に何もアクションを起こさない時間を持つと、相手はあなたの行動を意外に感じます。
特にあなたが振られた立場の場合、振った相手は「きっと寂しがるだろう」と予想をするため、近いうちにあなたが復縁を求めて連絡してくると考えるものです。
しかし予想に反してあなたが沈黙を貫くため、相手としては
「自分の方が相手(あなた)のことを考えているんじゃないか、未練があるんじゃないか」
「連絡がこないと寂しいものだな」
とあなたへの意識が高まり、あなたが何もせずとも相手の気持ちを向けさせることが叶うのです。
もう一度アプローチするための準備期間になる
元彼と復縁するためには、別れた原因を改善していることが最低限必要です。
もちろんこれは「最低限必要なこと」であって、本来なら自分磨きで別れる前よりも魅力的な人になっていないと元彼の気持ちを取り戻すのは至難の技です。
だからこそ、もう一度相手にアプローチをするためにはしっかりと準備期間を設けなければいけません。
冷却期間は相手へのアプローチをしない分、時間を有意義に使ってアプローチをするための準備をする時間になるのです。
つまりは自分磨きに集中し、相手が知る以前のあなたよりも素敵なあなたになるための時間となります。
冷却期間明けにびっくりさせることができる
冷却期間中の自分磨きについてお話ししましたが、その結果をより元彼に実感させるにも冷却期間は効果的です。
例えばダイエットをしていたとして、順調に痩せているのに毎日会う人には気づいてもらえなくても、久しぶりに会った人にはすぐ気づいてもらえるということもあるでしょう。
こんな風に、久しぶりに見た人の変化というのはパッと見て分かりやすく、元彼にとっても同じことが言えます。
自分磨きは1日や2日で簡単に結果が出るものじゃないからこそ、ちょっとの変化でも効率よく元彼に伝わったら助かりますよね。
こうして元彼に「懐かしいな」と思ってもらうためにも、冷却期間はとっておくべきです。
自分の心の整理ができる
復縁をしたいと思う人の中には、実はその場の勢いだけで「よりを戻したい」と躍起になってしまう人もいます。
別れで寂しく不安になって、細かいことは考えずにとりあえず「離れたくない」と縋るのです。
でも、ある程度一人の時間に慣れ、気分が落ち着いてくると、意外と元彼への未練がなかったことに気付くこともあります。
愛情ではない、ただの執着やプライドだけで復縁を迫って成功したとしても、あなたも元彼も決して幸せにはなれませんよね。
もちろん全ての人が当てはまるとは言えませんが、少し時間を置くことで「本当に相手のことが好きなのか」という自分の気持ちを見つめ直すいい機会にはなるはずです。
元彼にも「執着してませんよ」アピールができる
冷却期間はあなた自身の心の整理が出来るだけじゃなく、復縁したい相手にも効率よく「執着していない」というアピールができます。
今は距離を取るにしても、復縁を叶えるのなら今後は相手と友達のように仲良くなっていくことが必要です。
でも相手があなたの未練を感じ取っている場合、どんなに友達感覚で近づこうとしても「どうせよりを戻したいからでしょ」と疑われてしまいます。
そういった状況ではせっかくのアプローチも無意味になってしまうので、あえて距離を置くことで言葉より行動で相手に未練がないと思わせましょう。
接触を図ろうとしないという行動こそが、一番未練を感じ取られない方法なのです。
元彼が話を聞いてくれる気持ちになれる
特に別れて時間が経っていない場合、どんなに誠実にアプローチをしても元彼はあなたの話を聞こうとすらしてくれません。
つまり、冷却期間を取らずにアタックをしても、元彼に突き放されるだけで意味がなくなってしまうのです。
しかし、ある程度時間が経てば気分も落ち着いてきます。
せっかく勇気を出してアプローチするのですから、それをきちんと元彼に伝わるように少し時間を設けるのも冷却期間が必要な理由の一つです。
アプローチをスルーされる状況では何度ぶつかっても砕けてしまいますが、ある程度時間を置けば多少なりとも元彼も心を開いてくれるようになります。
元彼にもう一度信頼してもらうためのきっかけになる
元彼に連絡をしたり、何度誘っても会ってもらえないような状況では、相手は少なからずあなたにいい印象は持っていないのが現実です。
そんな状態で何度元彼に近づこうとしても、避けられてしまうだけになってしまいます。
そこで冷却期間を持つと、元彼は自分の気持ちを分かってもらえたとあなたへの信頼感をもう一度持ち始めます。
何度好かれようと試みたコミュニケーションが逆に嫌われる原因になるより、何もしないで相手に信頼してもらえる方がずっといいですよね。
これ以上嫌われないように、人として信頼してもらうためにも冷却期間は必要なのです。
コミュニケーションを取らないことで元彼を寂しくさせる
人は別れてからある程度時間が経ってくると、自分が振った人でも少しずつ恋しくなり、寂しくなってきます。
人の記憶というのは時間が経つにつれてどんどん美化されていくため、別れ際の印象が多少悪くても、
「あんなことがあったな」
「いつもこの時間は電話してたっけ」
「もう週末にデートの予定がないんだな」
と思い出から「あの頃は良かったな」と感傷に浸り、もう一度連絡してみようかという気分にさせられるのです。
こんな風にコミュニケーションを取らない時間を持つと、元彼から復縁のきっかけを作ってもらえる大きなチャンスになります。
久しぶりの連絡に返事をしてもらいやすくなる
何度も連絡をしていると「またか」と雑に扱われてしまっても、少し時間を置いてからの連絡なら「いつもと違う用件かな?」と思わせることができます。
相手にこう思ってもらうためには、普段の何倍も時間を置く必要があります。
しかし、
- もう何回も返事をスルーされている
- 別れて以降、元彼から連絡をもらったことがない
- いつも返事が遅い
こんな風に元彼があなたへの連絡を後回しにしているようなら、冷却期間をとって今までとは違う連絡だと思わせることで対応が変わることを見込めるのです。
復縁に有効な冷却期間の決め方
冷却期間の効果を最大限に高め、本当に復縁に役立つ時間にするためには、主に別れの理由に応じて期間を決めるのがベストです。
冒頭でもお話ししたように、冷却期間というのはただある程度の時間と距離を取ればいいというものではありません。
必要以上に長い時間を取ったり、短すぎる期間結果を急いで失敗してしまわないように、あなたと相手に合った最適な冷却期間を見つけましょう。
あなたから振った
あなたから振った元彼とよりを戻したいのなら、基本的に冷却期間は必要ありません。
なぜなら、あなたの歩み寄り次第で元彼は喜んでよりを戻してくれる可能性が高いからです。
もし別れ際に元彼を傷つけてしまったのだとしても、謝ったり誤解を解くためには早いうちに連絡をした方がどのみち好印象につながります。
まずは手始めにLINEを1通送ってみる、それとなくSNSでコメントをしてみるなどをして、関わりを持つことから始めましょう。
行動は早ければ早いほど、お互いの気まずさも早いうちになくなって、今まで通りに接することができるようになります。
些細な喧嘩・すれ違い
普段からしていた喧嘩の延長だったり、虫の居所が悪くてついカッとなって衝動的に別れてしまった場合、冷却期間は1ヶ月未満に収めましょう。
こういった感情的な別れは、ほとんどが1〜2日、長くても1週間以内のうちに「何であんなこと言っちゃったんだろう・・・」と後悔し始めます。
元彼がそれで反省し連絡を寄越してくれればいいですが、プライドが高いと引っ込みがつかなかったり、どうしても気まずくて連絡を踏みとどまってしまうのです。
このままお互いが連絡をせずに時間を経過させれば、そのうち両方が復縁を諦めて二人の関係はそこで終わってしまいます。
「あなたから振った」ケースと同様に、このケースでも早いうちにわだかまりを解消しておくことが復縁に最も効果があります。
マンネリ
マンネリで別れた場合には、2ヶ月から半年程度の冷却期間が必要になります。
その理由は、長めに時間を取ることでお互いの存在の大きさ、そして久しぶりに連絡を取った時の懐かしさや新鮮さをバッチリ感じさせるためです。
ずっと一緒にいることで感じた「慣れ」や「飽き」が二人を別れさせてしまったわけですから、この状況を乗り越えるために会わない時間を作りましょう。
それも、普段より会わなかったり、連絡していなかった時間よりも長めに取ることがポイントになります。
ですから同棲をしていたり毎日会っていたようであれば2ヶ月程度、週に1回程度のデートが基本だったのなら3ヶ月程度といったように期間を決めてください。
あなたの依存や、気持ちの大きさの違い
あなたの気持ちが大きすぎて相手の負担になってしまった場合は、最低でも1ヶ月以上の冷却期間を取りましょう。
出来れば3ヶ月程度が好ましいですが、あまりに長過ぎてあなたに無理が生じ、我慢できずに連絡しては意味がありません。
相手のことが大好き過ぎた人がいきなり1ヶ月以上相手と距離をおくというのはかなり厳しいと思います。
でも、この先ずっと相手と一緒にいたいのなら、最低でもこの1ヶ月は必死で頑張って距離を取る気合が必要です。
今まで愛情を与え過ぎてしまった相手を休ませ、逆にあなたの愛情がなくて寂しいと思わせるくらいの時間を取る覚悟で臨みましょう。
相手が他の人を好きになった
相手が他の人を好きになってしまって振られた場合では、主に1〜2ヶ月程度の冷却期間が理想的です。
あなたと別れた相手にすぐに新しい恋人が出来るかどうかが具体的な期間を決める判断材料になります。
相手がまだフリーなのであれば2ヶ月程度と長めに、相手にすぐ恋人が出来たのなら「新恋人のお祝い」として1ヶ月程度経ったら友達感覚で連絡すると良いでしょう。
相手の仕事が忙しい・環境の変化
仕事の忙しさや、変わってしまった環境についていけずに付き合うことを諦めたケースでは、元彼の多忙さに配慮するために3ヶ月を目安に冷却期間を取りましょう。
なぜ3ヶ月かというと、3ヶ月も経つと季節も変わってさらに環境が変化する周期だからです。
3ヶ月経って余計に相手が忙しくしているようであれば、まずは「無理しないでね」程度の連絡で一旦身を引き、相手の忙しさが落ち着くまでまた様子を見ましょう。
まとめ
冷却期間が復縁に効果的な理由と、復縁に有効になる冷却期間の決め方、そのバリエーションをご紹介しました。
好きだからとその気持ちを押し通すだけが愛情ではないことがわかっていただけたら幸いです。
一定の期間、元彼の前から姿を消すということは、逆に相手の気持ちや都合に配慮できる言わば「最上級の気遣い」とも言えます。
本当に大切で大好きな人だからこそ、元彼にとって負担にならない距離を持って、心から好かれる準備をしましょう。
復縁専門占い師
柊 みこと
復縁専門の占い師としてこれまでに25000件以上の鑑定実績を持つ。
数々の復縁情報サイト、占いサイトのプロデュースを行うプロの占い師。