学校の卒業や転職など、人は人生の中で何度も人との別れを経験しているはずですよね。
それなのにどうしても元彼だけが忘れられず、復縁したいと思うのでしょうか。
性格も付き合い方も人それぞれあるように、復縁したい理由も恋をしている人の数だけあります。
みんながどんな理由で復縁したいと思ったのか、自分の気持ちが分からなくなった時などに参考にしてみてください。
「元カレを好き」という気持ちの種類
まずは復縁したい気持ちの根底である「好き」という感情について考えてみましょう。
元彼のことが好きと一言にまとめることはできても、その「好き」にはいろんな意味があると思います。
「好きだけど結婚したいとは思わない」とか「一緒にいたいけど体の関係は持たなくてもいいかも」など、いろんな形の「好き」がありますよね。
この違いは一体何なのでしょうか。
本能で惹かれ合う異性としての好き
心はもちろん、体でも繋がりたいと思える意味で元彼を好きという気持ちです。
本能レベルで「この人と一緒にいたい!」「この人と家族になりたい!」と強く思う気持ちが好意になります。
この好意では理性よりも本能が勝つので、ここはちょっと合わないかも…と思う一面があっても、なぜか好きになるのが特徴です。
安定感や信頼が強い家族のような好き
一緒にいることで落ち着いたり、自分の弱い部分も見せることができるような相手に持つ好意です。
物事への考え方や価値観が合うと思えることが多く、共通点もたくさんあるので一緒にいる時間でストレスを感じることがあまりありません。
彼氏彼女になってもケンカをしない、ケンカをしてもすぐに仲直りできるという特徴もあります。
守りたい相手へ思う、母性本能のような好き
家族のような「好き」とは少し違い、相手を守るためにそばにいてあげたいと思う時にも「好き」と感じます。
例えば甘えん坊、寂しがりやといった、いわゆる母性本能をくすぐってくるような男性だと弱いという女性も多いはず。
一度別れても「そばにいてあげないとダメかも」と思わせる不思議な魅力があり、より強く復縁したくなるのも特徴的でしょう。
経験を共有して高めあえる友達・仲間に抱くような好き
男女としての関係より、どちらかと言うと友達感覚で付き合える相手に持つ好意が当てはまります。
一緒に趣味を楽しんだり、協力しあって何かを頑張ったりするようなパートナーとしてそばにいたいと思う感情です。
一緒にいることでお互いの成長につながり、それぞれが相手を尊重できるため交際が長続きします。
憧れとしての好き
例えばテレビに映るアイドル、手が届きそうにない高嶺の花な存在のように、憧れのこもった「好き」もあります。
自分にないもの持っている人に惹かれる気持ちで、自分とは釣り合わないと思いつつも「この人に釣り合うようになりたい」と密かに向上心を持っている人に多いです。
しかし憧れのこもった好きの場合、相手に合わせようとして素の自分を出せなかったり、一緒にいても緊張して疲れてしまうことも。
「私なんかが好きって言ったら迷惑かも」と謙虚になってしまい、復縁でも及び腰になることも多い傾向があります。
「好き」は需要と供給がマッチすると復縁しやすい
あなたが元彼に感じている「今でも好き」という気持ちはどれに当てはまりましたか?
どんな好きの種類でも愛情には変わりなく、好きと思ってもらえることは男性にとっては嬉しいものです。
しかしこの好きな気持ちは、ただ相手に向ければ必ずしも喜んでもらえるとは限りません。
相手が求める「好きの種類」とマッチしないと、せっかくの好意も相手にとっては受け取りにくいものになってしまいます。
例えば元彼が「お互い支え合えるような人と付き合いたい!」と思っているのに、あなたが憧れのような気持ちでカレを求めても、元彼にとっては物足りないですよね。
カレに気持ちを受け取ってもらうためには、需要と供給で成り立っていることを知っておくと復縁はずっと楽になるはずです。
だから私は復縁したい!元彼と復縁したい理由とは
好きの気持ちの種類の他にも、元彼だからこそ復縁したい理由もありますよね。
なぜ復縁したいのかをあまり考えたことがない人も、一度自分の気持ちを再確認しておきましょう。
復縁へのモチベーションが下がった時には励みになるし、逆に「復縁を諦めた方がいいかも」と踏ん切りがつくこともあります。
どうして復縁したいのか、どうして元彼がいいのか、見直す参考になれば幸いです。
元彼が自分の理想にぴったりだった
顔の良し、性格も良し、誰に紹介しても自慢できるような男性なんてそう簡単に出会えませんよね。
もし元彼がそんな理想ぴったりの男性だったとしたら、簡単に忘れることなんてできません。
新しい出会いを探しても元彼と比べてしまって「やっぱり元彼がいいなぁ」と思う気持ちも強くなるでしょう。
居心地の良さが忘れられない
何か趣味やハマれるものがあればいいですが、特にこれといった趣味がない場合、どうしても日常がマンネリしがちです。
すると元彼と過ごした幸せな時間が忘れられなくなり、充実していた日々を取り戻したいと感じるようになります。
毎日刺激的なことをしていたわけじゃないけれど、毎日の何気ないLINEや休日のちょっとしたデートなどが無性に恋しくなるのです。
他にいい出会いがない
元彼を忘れよう!と思ってもなかなか出会いがない、出会いがあってもピンとこないという場合もあります。
失恋の傷が深すぎて新しい出会いを探すことすら面倒になってしまったケースもあるかもしれませんね。
少しでも失恋のショックから回復しようと休んでいたはずなのに、気づいたら出会いに恵まれずに元彼にこだわる沼にハマってしまったのかも。
復縁することで自分の過ちが許されたと思いたい
あなたが原因で別れることになった場合、きっと元彼のことを思うと同時に罪悪感にも悩まされていると思います。
どんなに元彼が「気にしなくていいよ」と言ってくれたとしても、よりを戻してくれないのは自分が許されてないからだと考えているのです。
実はよりを戻したいというよりも自分の罪悪感を消すために、元彼の理解を求めているのかもしれません。
元彼だけが心を許せた唯一の人だから
普段から人に相談をしたり甘えたりはできないけれど、なぜか元彼の前ではありのままの自分でいられたという人も多いでしょう。
こうなると元彼に対する特別感がより強くなりますから「他の男の人とは違う」と思い込むようになります。
すると余計に元彼との復縁にこだわるようになり、周りが見えなくなってしまうのです。
誰しも付き合う相手は他の異性とは違う何かがありますが、どうしても元彼じゃないと!と頑なになっている場合は、元彼への寄り掛かり具合が大きいのかもしれません。
周りの人に「素敵な彼氏でいいな〜」と思われたい
元彼を好きだからというよりも、自分の承認欲求を満たすために元彼との復縁を考えていることもあります。
例えば「彼氏持ちである」というステータスや「よりを戻すくらいラブラブなカップル」という称号も欲しいのかもしれません。
つまり元彼に愛情があるわけではなく、自分をよく見せるために元彼を利用するのが手っ取り早いという本心があるのです。
元彼のこと本当に好きなのかな?と一瞬でも思ったら、そこに「好き」という気持ちはあるか考えてみると良いでしょう。
初めての彼氏だったから
恋愛においての”初めて”をたくさん経験した相手だと、全ての恋愛の基準が元彼になります。
雰囲気の良いお店に行っても「元彼と来たなぁ」と考えるし、LINEのやり取り一つに関しても「元彼は〇〇だったな」と思い出されるのです。
初恋は初めてで分からないこともたくさんありますが、それ以上に何事にもドキドキできるので鮮明に記憶に残ります。
どんな思い出でもドキドキした、ワクワクしたという記憶が「元彼とまた一緒に過ごしたい」と思う気持ちを作るのでしょう。
今なら前よりもうまくいくと思うから
別れてから自分なりに精一杯の努力をして「もうあの頃と同じ過ちは犯さない!」という自信がついたのかもしれません。
でもその努力の成果も、元彼に伝わらなければ不完全燃焼になってしまいますよね。
この「今度こそはうまくいく!」という自信と、この努力の成果が元彼に伝わればワンチャン!という期待感が復縁を諦められなくさせます。
まとめ
「好き」という気持ちの種類や復縁へのワンポイントアドバイス、そして復縁したいと思う理由をご紹介しました。
自分の気持ちに当てはまるようなものはあったでしょうか?
中にはちょっと人には言いにくいような理由もありますが、それでも復縁したいと思うのは悪いことではありません。
あとは元彼の求める「好き」の形とうまくマッチできれば復縁は叶うはずです。
自分の心の内を見つめ直し、元彼への気持ちや、アプローチ方法を見出す参考になれば幸いです。
復縁専門占い師
柊 みこと
復縁専門の占い師としてこれまでに25000件以上の鑑定実績を持つ。
数々の復縁情報サイト、占いサイトのプロデュースを行うプロの占い師。